hamurabiou’s diary

主に航空トリビアや時事的な航空ニュースについて掘り下げます

全世界の航空会社の1便を見てみよう~アジア編1~

皆さんは「1」という数字には特別な意味があると思っていますか?

それがどのような意味でも何等かの意味があるとお思いでしょう。
それは航空会社も同じです。

航空会社は1便に自社の伝統がある路線や特別な意味がある路線を選びます。今回はそんな各社の1便を紹介していきます。

尚この投稿はアジア編です。その他の地域のフライトナンバー1を見たい方は下のURLをどうぞ

☆日本編
https://blogs.yahoo.co.jp/blackboard_fun/16513768.html


チャイナエアライン (ホノルル→台北・桃園)
大韓航空 (セウォル→成田→ホノルル)

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なんていうか、アジア人ってハワイ好きだね!

ここで注目したいのは大韓航空。奇数番のフライトナンバーは東から西に行く便につけられるはずですが大韓航空は西から東に奇数番のフライトナンバーを充てています。別にこの法則は絶対ではありませんが、フライトナンバー1とはそれほど重要なものなのでしょう。

シンガポール航空 (サンフランシスコ→香港→チャンギ空港

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シンガポール航空は意外にも旧宗主国のイギリス、ヒースロー線かと思いきや、ロサンゼルス線がフライトナンバー1です。実際、シンガポール航空のロサンゼルス線はアジア各地から以遠権で飛ばしてます。その以遠には比較的若い数字で便数が充てられており、シンガポール航空として設立されてからサンフランシスコ線でつかっている香港にフライトナンバー1がたまたま充てられたのでしょう。

・マレーシア航空 (ロンドン・ヒースロー→クアラルンプール)

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シンガポール航空と違ってこちらは旧宗主国にフライトナンバー1が充てられています。理由として見当たるのはそのくらいですね。マレーシア航空は経営難となり、運行効率の悪いA380を唯一就航させていたのはこの路線で、A350を導入してはじめて就航させたのもこの路線。マレーシア航空の執念がすごい…

エアアジアX (クアラルンプール→関西空港→ホノルル)

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奴隷船。いうことはそれだけ。A330で3-3-3っていうフィリピン航空くらいしかエアアジアX以外は採用していない座席仕様で運行しています。関空―ホノルルもすごい競争ですね。スクートも競争が激しすぎて、就航からちょっと経っただけなのに撤退するようです。

バンコク・エアウェイズ (メ―ソート→バンコク・ドンムアン)

JALともコードシェアしてます!

この路線…バンコクエアウェイズの運行履歴が全く出てこないのですが。タイの国内線ですね。ノックエアも就航している路線で、バンコクエアウェイズは一便だけなのでキャパシティが小さいのかな。

ミャンマー・ナショナル航空 (ヤンゴンシンガポール

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↑この塗装イケてる

ミャンマーナショナル航空はミャンマーで一番古い航空会社です。フリート規模は小さめですけどね。この路線、2015年に開設されたばっかりの路線で同社最新鋭機の737NGを使っています。シンガポールも世界有数のハブ空港なのでフライトナンバー1が集まってそうなのですが、シンガポール航空以外でフライトナンバー1をチャンギ空港に充てている航空会社は少なそうですね。

とりあえず東アジア、東南アジアはこのくらいです。実は香港を含めて中華系キャリアは入ってないんですよ。それは中国は「1」という数字にそこまで思い入れがないためです。だからフライトナンバー1は存在しませんでした。

また今回も情報集めのためにエクセルの表を作っているので、いずれアップロードします。

さよなら~

最後まで読んでいただきありがとうございました